そもそもソフトウェアの品質とはなにか。 たとえば「動きが正しい？異常終了しないとか？」でしょうか。ソフトウェア開発企業にいないと漠然としかわからないですね。
実はISOなどなどの団体でガチガチにソフトウェア品質とは何かが特性として定義されています。 たとえば機能性とか信頼性が挙げられています。 そしてその特性についてそれぞれの企業では評価し、「一定の評価となれば出荷」するわけです。
それは、否です。 担当者の能力、ソフトウェアの複雑さや納期までの期間の短さなどなどの要因により品質は揺れ動きます。 もちろん、企業としては同一の品質評価基準で出荷するわけですから品質は一定だというかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。 たとえば、Windows95は安定していましたか？WindowsNTはWindows95と同程度の品質でしたでしょうか？
そう、違うんです。違うのに企業の品質基準は満たすのです。
購入したSDカードをフォーマットするとき、フォーマットの形式を迷いませんか？ 特にmacOSが標準でフォーマットできる形式はWindowsのそれとは異なります。 macOSを利用している方で、WIndowsでもカメラやスマホでもSDカードを使いまわしたいときのフォーマット形式は何を選択すべきでしょうか、検討してみました。
まずはmacOSがフォーマットできそうなフォーマット形式をリストします。
カメラやWindowsとmacOS とでSDカードを共有する場合は、
がほぼマストな選択肢になるように思いますね・・・。ですが落とし穴があります。
MicrosoftはexFATを仕様公開していません。このため、Microsoft社以外は正しい実装ができていない可能性があります。 万が一、実装ミスがあって保存したファイルが壊れてしまう、ということも起こりかねません。 よって、macOSにてフォーマットするときにはexFATは可能な限り選択肢から外したほうが良さそうです。
macOSではディスクをフォーマットするために「ディスクユーティリティ」という標準アプリケーションを使います。 しかし、ディスクユーティリティのフォーマット形式を見てもFAT32が見当たりません。
なぜか。どうやらmacOSはFATを選ぶとSDカードのサイズに応じてFATでなくFAT32でフォーマットしてくれるみたいです。
では。
ディスクユーティリティを立ち上げて、SDカードデバイスを選択し、右上にある「消去」を選択します。
フォーマットの選択でフォーマットを「MS-DOS（FAT）」と選択、方式は「マスター・ブート・レコード」を選択
FATと言いつつ、SDカードのサイズに応じてFAT32でフォーマットされるんですね。知らなかった。
今から３０年前、大学生時代に半年ほど仏教系サークルに参加していたことがあります。 基本は浄土真宗です。●●会の学生部サークルです。 この会は、同じ浄土真宗でも異端と言われているということを後から知りました。 本人たちは浄土真宗の一派と名乗っていますが、周り（本願寺派とか同じ浄土真宗の本流）からはカルトとは言わないまでも新興宗教扱いだそうですね。
・・・あまり情報を出すと特定されそうなので、これぐらいで。
★なお、私はあくまでそのサークルで学んだことであり、他の仏教系宗派の教えとは解釈が違うと思いますし、たかだか半年だけしか参加していませんので、仏教の教えの本質を捉えていないとは思いますので注意ください。
サークルでは聴聞といって、講師からの説法を２〜４時間ぐらい正座して聴いていました。 その話の中で必ず出てくる言葉が「人生の目的」でした。
「人生の目的とはなにか。」
「なぜ生まれてきたのか。生物は必ず死がある。ならば死ぬために生まれてきたのか？」
「人生の目的が判らないのにただただ生きている人が大半だ。皆さんは人生の目的に向かって生きてください。」
「仏教はそれを教えてくれるものだ。」
これを何度も何度も説明されました。
１ヶ月もすると先輩とも仲良くなり、抜けるという雰囲気ではありませんでした。
４月からサークルに入って１ヶ月後のGWに合宿がありました。 ３つか４つの大学の同サークルが集まって宿をとり、一週間ほど合宿しました。 毎日、説法、レクリエーション、読経を行いました。
その時に出た話は「屏風に描かれた木にぶら下がった人間」の話でした。 屏風を一枚見せてくれました。 その屏風には崖に一本の木が立っており、木の上の枝に人がぶら下がっている絵です。 崖下は海、崖には一匹のトラが人を食べようと木の下で待機しています。 ぶら下がっている枝には蜂の巣があって蜜が垂れています。人は蜜を美味しそうになめています。
「今、生きている人々はこの絵の状況にある。」 「木にぶら下がった人は遅かれ早かれ崖下に落ちて海で食われるか、トラの餌食になるだろう」 「絶体絶命だ。」 「だが、ぶら下がった枝には蜂の蜜が垂れていて美味しそうだ」 「蜜をなめる。美味しい。崖下に落ちることも気にせず、人は嬉しそうに蜜をなめ続けている」 「人はこのような状態だ」 「一時、どんなに満足する蜜が得られても、すぐに死ぬのになぜか満足そうに蜜をなめているのが人間だ」 「貴方はそれでも満足か」
これを何度も教えられました。 このあたりから私はサークルにいるべきかを考えるようになりました。
そもそも仏教では「救い」を求めて学びます。 ですが、その「救い」とは何のためでしょうか。 そもそもなにから救われたいのがはっきりしていないと救いを求めるわけがありません。 （浄土真宗ではそれに気づかないのが凡人である人間だそうです）
そこで、仏教では「苦」を明確にしています。 よく言う「四苦八苦」です。確か生まれることの苦とか、死別することの苦とかでしたね。
苦は理解できますが、その苦をなくすことは不可能です。 事実、仏教では死なないようにするとは一言も言っていません。 ならば「悲しまないようにする、そのことで心苦しくならないようにする」という心意気を身につければ悟り達成なのでしょうか。そうだとしたらなんだか洗脳みたいですね。
・・・と思いました。 この時点で、「あれ、先祖供養が主体の葬式仏教は否定しないし大切だけど、このサークルがいう仏教はちょっとやりすぎだぞ」と思うようになりました。
さらに、先輩や講師の人たちの行動や物言いが鼻につくようになりました。 なんというか、何かにつけ決まり文句を言うとか。 例えば、学校行事で体育祭があり、その開会式や閉会式で校長や教頭、生徒代表がなにかを言う最初に「我が学園に栄光を。」という言葉を発していると思ってください。「キモい」って思いませんか？そういう感覚です。
もう一度言います。 仏教や浄土真宗を否定するつもりはないけれども、このサークルはちょっと異常だと感じました。講師や先輩もなんだか怪しい目の光り方でした。とても親切でしたが気味の悪い親切というか。
これで夏頃に私は脱会を決意しました。 ここからが大変でしたが、それはまた別の日に書きます。
つい買ってしまいました、ソニーワイヤレスイヤホン WF-1000XM5。 値段が値段だけに発売当初は購入をためらいましたが、我慢ができませんでした。
WF-1000XM3、WF-1000XM4と購入してきてついに買ってしまいました。 他の方のレビューではWF-1000XM4との音質差があまりないと言われていたので、どうしようか迷っていました。
でも、小ささに惹かれて購入を決意。
まず、音が良いというのはソニーなら当然でしょう。 一音一音しっかり鳴らしてくれます。
＃XM4と比較してみました。
一音一音がはっきり聞こえます。私は楽器の音が好きなのですが、まさに楽器の音がしっかり聞こえます。 カラッとしているせいでしょう。
カラッとした音です。と言っても低音が弱いわけではないので安心してください。低音もしっかり聞こえますが余計なカーテンが引かれていないという感じ。 パーカッションがきれいに聞こえますね。 それに比べるとXM4は低音がわずかにオブラートに包まれているように聞こえます。 弱ドンシャリかな。
カラッということで分かるかと思いますが、全体的に明るく聞こえます。といって、高音が強調され過ぎているというわけではなく、低音も高音もカーテンがなくて明るい感じです。 * 低音もしっかり出ている 多分ですが、余裕で低音が鳴っている感じです。 頑張って鳴らしているわけでなく余力を持って鳴らしていて、歪んでいない低音がきれいに聞こえます。 「まだまだ低音は強く出せるよ？でも、出すぎは良くないからね。」って言われているようです。
私はTスクウェアのようなフュージョンやジャズをよく聞くのですが、楽器の音が生々しく聞こえます。若干、XM4より空間が広いかな。耳元でバスドラムが鳴り、遠くでシンバルの音が聞こえる・・・みたいな。
しっかりした音の輪郭があるので、音を聞き入ってしまいます。長時間は聴き疲れるかもしれないですね。 昔のソニー製ヘッドフォンで聞いているみたいな味付けです。なんというかアコースティックみたいな。好きな音です。 XM4のときよりもそう感じますね。
専用アプリでイコライザーをいじってみました。 今のところ、私の好みは下記の設定です。あまり低音は増やさないほうがちょうどよかったです。 ちなみにDAPはSONY NW-A306でLDAC接続です。
XM4＜MTW3＜XM5 でしょうか。XM5が明るいので輪郭がはっきり聞こえるだけでMTW3もとても解像度が高いです。
うーん。MTW3のほうが全体がまとまっていました。つまり聴き疲れない感じです。 XM5は良く言えば楽器が別々に聞こえるし、悪く言えばバラバラに聞こえます。ここまでいくと好みではないでしょうか。 長時間のリスニングなら疲れにくいMTW3に軍配が上がりますが、音に集中して楽しみたいならばXM5です。
実は私はSONY WF-1000XM4（以降、XM4）とゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 3（以降、MTW3）という２つのワイヤレスイヤフォンを所有していましてよく使っています。で、それぞれの最高音質のコーデックが違いまして、XM4は「LDAC」、MTW3は「Apt-X adaptive」です。
私は２つのイヤフォン、どちらも気に入っているので最高音質で聴ければとおもって対応しているプレイヤーをしらべました。 LDACはSONY NW-A300が対応しています。しかし、Apt-X adaptiveには対応していません。
色々しらべましたが、オーディオ・プレイヤーでApt-X adaptiveに対応している製品は本当に値段が高いかほとんどありませんでした。 そこで、スマホをしらべたところ、SONY Xperia 1 IIはApt-X adaptiveに対応していることがわかりました。
iPhoneの買い替えも考えていたので、（iPhone13がものすごく高いという話もあったので）ここらでandroidに乗り換えました。
ゼンハイザー ワイヤレスイヤホン MOMENTUM True Wireless 3 Graphite （以降、MTW3） 値段がまた高くなりましたが、ネットでは評価が高かったので思い切って新品購入しました。
私の持っているSONY NW-105で聴いてみました。
・確かに音質が良く、前のMOMENTUM True Wireless 2（以降、MTW2）よりも低音がよく出ているように思います。 以前のMTW2はとても解像度の細かなクリアな音である一方で低音も高音も平坦でモニター用のような音でしたが、今回はもう少し楽しい音作りがされているようです。解像度が高く、空間も広く近くで楽器が鳴っているように聞こえます。
・SONY WF1000XM4（以降、XM4）を持っていますが、それよりも空間が広く、低音もしっかり出ている気がします。 ちなみにXM4はLDAC接続、MTW3はaptX接続で、それぞれイコライザーは使わず（フラット）にしています。
・ノイズキャンセルはとてもよく効くようになりました。MTW2はノイズキャンセルによる閉塞感がなかったのですが、MTW3はノイズキャンセルが聴いているなと思うような閉塞感が少しあります。
XM4とMTW3を聴き比べると、まぁ、どちらも良い音だなあと思いました。
さて、XM4はLDAC、MTW3はaptXということでMTW3のほうが分が悪いので、今度はSONY Xperia 1 IIにつないでaptX adaptive接続で聴いてみました。
そしたら！！ すごい。こんなにクリアで広い空間の音が！！ オーディオ機器が違うので単純には比較できませんが、aptXとaptX adaptiveでこんなに違いがあるとは思いませんでした。ベースの音がとても心地よく響きます。
