ネットワーク業界の用語
なんとなくわかるけど質問されると回答に困ってしまうようなネットワーク業界用語を整理してみました。
ONU(Optical Network Unit、 光回線終端装置)
- 光ファイバーの光信号とデジタル信号とを相互に変換する装置
Modem(モデム)
- アナログ電話回線のアナログ信号とデジタル信号とを相互に変換する装置
TA(ターミナルアダプタ)
- ISDN回線(デジタル)の信号とデジタル信号とを変換する装置
ルーター(Router)
- デジタルデータ(例えば、IPパケット)の送信方向を決めて電送する装置
ホームゲートウェイ(HGW)
- ルーターの機能に加えて、PPPoEセッション機能やDHCPサーバ、NAT(NAPT)、HUB、アナログ電話ポート等の家庭内のインターネット環境に必要な機能を持つ。
- 一般の会話ではHGWのことを「ルーター」と呼ぶことが多い。
- HGWにモデム機能を搭載した機種もある。
WiFiルーター
-ルーター機器にWiFi AP(アクセスポイント)機能やそのアンテナを搭載した装置 - 一般的には、HGWにWiFi AP機能とアンテナを搭載した装置のことを指す
ADSL
-
VDSL
3G(3rd generation)
- デジタル無線通信規格の第3世代。
- 4Gや5Gも同様に4世代目、5世代目。
LTE(Long Term Evolution)
- LTEとは3G以降のデジタル無線通信規格の別称。
- 3Gの後、4Gへの橋渡し的な規格が作られた。それがLTE。 知っている人は知っているが、LTEのことを日本では3.9Gとか呼ぶ人もいた。
- 4Gが本格的に規格として確立し、日本でも4Gが導入されると、それもLTEと呼んだ。 このため、2021年現在の携帯電話は「LTE」と表示されたり「4G」と表示される。
- LTEはGeneration間の相互接続性がよい仕様とすることをモットーとしているため、 3.5G→4G→5Gは移行しやすいと言われている。(ロング・タームの所以。長く続く仕様だから)
- 誤解しがちだが、LTEは世界の通信業界で通じる正式な名称であり、ドコモやソフトバンク、auのサービス名ではない。サービス名の例としてはドコモのXiがある。